近年、FacebookなどのSNSによって世界中の人と繋がれるようになりました。
しかし、ギャラリスト、美術関係者が常に若手アーティストを探して見つけてくれるわけではありません。むしろ、選択の幅が広がって判断することが難しくなりました。
また、必ずしも現代アーティストがギャラリーに所属する意味はなくなり始めています。中には起業する現代アーティストが増えてきました。
しかし、アーティストにとっては、ギャラリーは展示や人を繋げてくれる機会を作ってくれる場所です。自分から直接、メールや手紙を送って作品を見てもらいましょう!!
- まだギャラリーに所属してない若手アーティスト
- 海外に挑戦したいと考えている人
ギャラリーに自分からアピールしよう!!
今回は、メールでのアピール方法を紹介します。メールは、日本に住んでいても海外のギャラリーににアピールすることもできます。
世の中に自分の作品を発信する方法は色々あります。例えば、アートフェアなどのイベントに直接ポートフォリオを持って来て、見せる人もいます。また、個人の展示のお誘いメールで送るなど様々です。
しかし、アピールするにも自分のコンセプトができてないとギャラリーにも世の中にも発信するをることができないです。世の中に発信する自分のコンセプトと作品ができたら、自分に合った発信方法を探して挑戦してみましょう。
メールを書く前のポイント
- 挨拶文と自分のバイオグラフィーをメールに送ろう
- ギャラリー選びが大事
1、挨拶文と自分のバイオグラフィーをメールに送ろう
バイオグラフィーはアーティストの履歴書であります。就職に書くような履歴書でなく、情熱が伝わるようなバイオグラフィーにしましょう。メールの挨拶文は、長い文章はあまり書かないほうがいいです。
ファイル形式は最大500pxのPDFにまとめたものがいいです。また、英文付きのホームページをがあれば、メールにリンクをつけるといいです。
2、ギャラリー選びが大事
ギャラリーにはそれぞれ個性がある。気になるギャラリーを見つけたら、ギャラリーのHPでメールアドレスをに探して送ってみよう。
ギャラリーによっては、アーティスト専用のアドレスもあるからそこも送りましょう。ディレクターやキュレーターの名前がわかれば文章の宛名に書こう!!
挨拶文の文例
日本語ver
◯◯ギャラリー
◯◯ ◯◯様へ
こんにちは、(名前)と申します。日本で制作している(アーティスト、ペインター、写真家等)です。最近、展示で◯◯ギャラリーを知りました。将来、グループ展に参加したいと思っています。ギャラリーの皆さまに考慮してもらえるようにアーティストバイオグラフィティーと最近のアート作品を添付しました。皆さまと近いうちにお話ができることを期待しています。
英語ver
Hello to everyone at ○○○○○ Gallery,
My name is _ _ _ and I’m ( an artist/ painter / photographer ) living in Japan. I recently learned about your gallery and I’m interested in taking part in a group exhibit in the future. I’ve attached an artist biography and digital copies of some of my recent work for your consideration. I look forward to speaking with you soon.
Regards,
_ _ _
www. _ _ _ .com
書く時の注意!!
- あまり自分を誇張しすぎない。
- 間違いだらけのメールは見てもらえない。
- 返信が来たらチャンス!!
あまり自分を誇張しすぎない
ギャラリーのやりとりが始まると、背伸びして伝えた内容はすぐにわかってしまいます。短い文章の挨拶をしてアート作品と自分のバイオグラフィーを送るように心がけましょう。
間違いだらけのメールは見てもらえない
特に英文を送るときに多いです。英語に自信なければ、最初は自分からgoogle翻訳などを使いながら英語で書いてみて、知り合いの外国の友達にニュアンスをチェックしてもらうほうがいいです。
返信が来たらチャンス!!
ほとんどがアーティストからメールを受けても無視されることがあります。来ても丁寧なお断りメールであることもしばしばあります。
皆さん、ギャラリーにメールすることは1つのアピール方法です。自分に合った発信方法を探して、作品を世の中にアピールしていきましょう。